簡単にできる防犯対策方法とは?
兵庫県警が推奨する泥棒の対策方法は以下の通り。
- 1.防犯ガラスにする
- 2.ウィンドウフィルムを貼る
- 3.ドアと錠前を防犯建物部品にする
- 4.窓・サッシを防犯建物部品にする
- 5.窓に面格子を取り付ける
1.窓とドアの強化必須
泥棒は鍵が閉まっていない玄関や裏口からの侵入と、窓のガラスを割る(穴をあける)手口が最も多くなります。そのため、窓ガラスの強化と窓周りの強化を推奨しています。
また、数は少ないものの狙われると厄介なドアのこじ破りにも注意しなければいけません。そのために、ドアと錠前を防犯建物部品にする必要があるのです。
2.防犯ガラスは高い!
兵庫県警が推奨するすべての対策方法を後から取り入れようとすると、かなりの費用がかかります。
防犯ガラスの場合は1㎡あたり約2万円~。グレードの高いものや特注サイズは更に高くなります。また、窓ガラスは何枚もありますし、1枚1枚に交換費用がかかります。
大掛かりなリフォームを検討している時などにはガラスの対策もしやすいのですが、後から取り入れるには費用がかかりすぎてしまいます。
続いてウィンドウフィルムは、室内側の窓ガラスに特殊なフィルムを張ることで、割れにくく穴が開きにくいようになります。ただしフィルムの種類によっては5分もあれば突破されてしまうものもあり、防犯建物部品認定の物は貼り付ける際に専門業者の施工が必要です。
3.簡単な防犯対策方法とは?
そこで最も簡単で取り入れやすい対策方法をご紹介しましょう。 それが補助錠の取り付けです。
補助錠というのは玄関や窓の2ヶ所目をロックするもので、泥棒が簡単には侵入出来ないようにする対策方法です。
玄関の場合、ドアにドリルで穴をあけて付ける作業が必要な場合もあり、失敗がききません。固定されていないと、鍵が開かなくなるなどかえってトラブルのもとになります。専門の鍵屋さんに頼みましょう。
わたしたちでも簡単に取り付けられる補助錠として、窓の補助錠があります。
窓の真ん中にはクレセント錠という引っかけるタイプの鍵がついているかと思います。泥棒が窓ガラスに穴をあけて、ドライバーや手でこのクレセント錠を開けて侵入しようとしてくるので、手の届きにくい場所にもう一つ鍵がついていると窓は固定されたまま開ける事が出来ず、泥棒が諦めやすくなるのです。
サッシの下、上に取り付けるタイプがあり、どちらも設置しておくとなお安心です。また、クレセントを引っかけるタイプの物から、6000円程するダイヤル式の物、鍵付きの物に変えてもより防犯性は上がります。
ドライバーで素人でも交換できるので、手早くすぐに対策したい方は窓の補助錠取り付けをオススメします。